ニュース

時計 2023/12/8 アップデート 2024/3/8

建設業×脱炭素 トレンド調査!11月のピックアップニュース

建設業界各社のプレスリリースやニュースリリースをリバスタ編集部がトピックスごとにまとめてご紹介します。
11月のピックアップニュースは、「環境問題に対応した建築物・建造物」や「脱炭素に向けた事業展開」などの話題が多く見られました。

バナー

こんなお悩みを持つ 建設業界の企業様へ

脱炭素対策をこれから強化したい担当者様

CO2排出量管理の仕方を知りたい担当者様

Scope1,2,3まで正確に管理したい担当者様

目次[非表示]

脱炭素に向けた取り組み結果

大成建設株式会社 - 大成建設、ボルネオ島の木材調達における持続可能性向上に向けた現地視察を実施

森林資源・森林環境の課題解決に向けボルネオ島における木材調達トレーサビリティを調査

「持続可能な木材調達」の実現に向け現地視察を実施

大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、本年3月、グループ長期環境目標「TAISEI Green  Target 2050」※1を改定し、新たに個別課題の一つとして森林資源・森林環境の課題解決の目標に「森林破壊ゼロを前提とした木材調達により森林資源・森林環境への負の影響を最小化」を掲げました。

そして今般、その課題解決に向け「持続可能な木材調達」の実現を目指す取り組みとして国内の木材サプライヤーと協働し、マレーシア・ボルネオ島における森林伐採地や植林地等を日本のゼネコンとして初めて視察しました。現地視察では地域に暮らす先住民(イヴァン族)と対話を行うなど、森林伐採の現状確認と将来の木材調達に向けた調査を実施しました。

引用:大成建設株式会社 2023年11月28日
森林資源・森林環境の課題解決に向けボルネオ島における木材調達トレーサビリティを調査

脱炭素に向けた取り組み評価

株式会社スペース ― 「サステナビリティレポート2023」に関する記事が、『建設通信新聞』に掲載

『建設通信新聞』に、「サステナビリティレポート2023」に関する記事が掲載されました

当社のサステナビリティに関する考え方や取り組みをまとめた「サステナビリティレポート2023」発行についての記事が、『建設通信新聞』に掲載されました。

引用:株式会社スペース 2023年11月7日
『建設通信新聞』に、「サステナビリティレポート2023」に関する記事が掲載されました

清水建設株式会社

2023年度SDGs・ESG説明会を開催しました

清水建設は、2023年10月13日にアナリストを対象とした「SDGs・ESG説明会」を、オンラインで開催しました。

引用:清水建設株式会社 2023年11月13日
2023年度SDGs・ESG説明会を開催しました

CO2対策に関する技術開発

株式会社大林組 ― 大林組、3Dプリンターで製作した模型でTLP型浮体式洋上風力発電施設の設置方法の妥当性を確認

3Dプリンターで製作した模型でTLP型浮体式洋上風力発電施設の設置方法の妥当性を確認

大林組は、セメント系材料を使用した3Dプリンターにより、テンションレグプラットフォーム(TLP)型浮体式洋上風力発電施設に用いるコンクリート浮体の模型(高さ:約1.3m、幅:約2.3m)を製作し、水槽実験にて大型の起重機船を必要としないTLP型浮体基礎の設置・係留シミュレーションを行い設置方法の妥当性を確認しました。

引用:株式会社大林組 2023年11月22日
3Dプリンターで製作した模型でTLP型浮体式洋上風力発電施設の設置方法の妥当性を確認

環境問題に対応した建築物・建造物

株式会社長谷工コーポレーション - 長谷工、国内初の建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現する賃貸マンションプロジェクト「サステナブランシェ本行徳」竣工

国内初 建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現 賃貸マンションプロジェクト「サステナブランシェ本行徳」竣工 ~既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造をさらに推進~

長谷工グループ(代表企業:㈱長谷工コーポレーション、本社:東京都港区、社長:池上 一夫)が、既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造に向けた研究・技術開発の更なる推進を目的とした、国内初※1の既存企業社宅を全面改修し建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現する賃貸マンションプロジェクト「サステナブランシェ本行徳」(以下、「本マンション」という。)が、2023年9月に竣工いたしましたことお知らせいたします。

引用:株式会社長谷工コーポレーション 2023年11月1日
国内初 建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現 賃貸マンションプロジェクト「サステナブランシェ本行徳」竣工 ~既存マンションの価値向上と、新たな住まい価値創造をさらに推進~

鉄建建設株式会社 ― 鉄建建設、環境配慮型BFコンクリート「CELBIC」を現場適用し約43t の CO2排出量削減を実現

環境配慮型 BF コンクリート「CELBIC」を現場適用

~ CO2排出量を43t 削減 ~

■鉄建建設株式会社(本社:東京都千代田区、社長:伊藤 泰司)は、ヒューリック株式会社発注の東京都渋谷区内の商業施設「HULIC & New UDAGAWAⅡ 新築工事」において、環境配慮型 BF コンクリート「CELBIC」を適用することで建設段階での CO2排出量を削し、2023 年10 月に竣工しました。

引用:鉄建建設株式会社 2023年11月13日
環境配慮型BFコンクリート「CELBIC」を現場適用 ~ CO2排出量を43t削減 ~

株式会社竹中工務店 ― 竹中工務店、大阪・関西万博の工事現場において「牽引式オフグリッド型モバイルハウス」を試験導入

大阪・関西万博の工事現場において「牽引式オフグリッド型モバイルハウス」を試験導入

~工事敷地内での移動と工事事務所の機能を組み合わせた新たな取り組み~

竹中工務店(社長:佐々木正人)は、工事敷地内を自由に移動しつつ、工事事務所としての機能を発揮する「牽引式オフグリッド型モバイルハウス」を開発し、大阪・関西万博工事に本年11月より試験導入しています。

引用:株式会社竹中工務店 2023年11月14日
大阪・関西万博の工事現場において「牽引式オフグリッド型モバイルハウス」を試験導入

株式会社長谷工コーポレーション ― 長谷工不動産のコンセプト賃貸マンション『WORVE (ワーブ)大阪本町』DBJ Green Building 認証★3を取得

長谷工不動産のコンセプト賃貸マンション 『 WORVE(ワーブ)大阪本町』 DBJ Green Building 認証★3 を取得

株式会社長谷工不動産(本社:東京都港区、代表取締役社長:松本 健)は、コンセプト賃貸マ ンション「WORVE(ワーブ)大阪本町」で「非常に優れた『環境・社会への配慮』がなされた建 物」として DBJ Green Building 認証★3 を取得しましたのでお知らせいたします。

引用:株式会社長谷工コーポレーション 2023年11月15日
『WORVE(ワーブ)大阪本町』DBJ Green Building認証★3を取得

三井住友建設株式会社 - 三井住友建設、サスティナブルな地盤改良材「サスティンGeo™」を開発

サスティナブルな地盤改良材「サスティンGeo™」を開発

― 地盤改良時のCO2排出量と六価クロム溶出量を大幅低減 ―

三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 近藤 重敏)は、このほどセメントを使用せずに産業副産物などを用いた地盤改良材「サスティンGeo(ジオ)™」を開発しました。サスティンGeoを固化材に用いた実証実験により、地盤改良時のCO2排出量や六価クロム(※1) の溶出量を低減する効果を確認しました。

引用:三井住友建設株式会社 2023年11月21日
サスティナブルな地盤改良材「サスティンGeo™」を開発

脱炭素に向けた事業展開

大成建設株式会社 - 大成建設グループ次世代技術研究所に「ゼロカーボンビル」の建設を開始

大成建設グループ次世代技術研究所に「ゼロカーボンビル」の建設を開始

設計レベルで新設研究管理棟のライフサイクルにおけるカーボン・ネガティブを実現

大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、埼玉県幸手市に建設中の大成建設グループ次世代技術研究所において、2023年9月より国内初の「ゼロカーボンビル」となる研究管理棟の建設を開始しました。新設する研究管理棟では脱炭素化に向けた先進的な技術の導入などにより、設計レベルで建物のライフサイクルにおけるCO2収支をマイナスとするカーボン・ネガティブを実現しています。引用:大成建設株式会社 2023年11月6日

大成建設グループ次世代技術研究所に「ゼロカーボンビル」の建設を開始

東急建設株式会社 - 東急建設、100億円のグリーンローン契約を締結

グリーンローンの契約締結について

東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、このたび、三井住友信託銀行株式会社をアレンジャー兼エージェントとする100億円のグリーンローン契約(「本契約」といいます)を締結いたしました。

引用:東急建設株式会社 2023年11月7日
グリーンローンの契約締結について

東急建設株式会社 - 東急建設、「eco検定アワード2023」エコユニット部門第1位、大賞受賞

「eco検定アワード2023」エコユニット部門第1位、大賞受賞

- 合格達成率は全従業員の86.7%。再生エネルギーと脱炭素への取り組みに高い評価 -

東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:寺田光宏、以下当社)は、東京商工会議所が主催する「eco検定アワード2023」でエコユニット部門の最上位である大賞を受賞しました。

引用:東急建設株式会社 2023年11月21日
「eco検定アワード2023」エコユニット部門第1位、大賞受賞

代替エネルギーに関するサービス・設備

清水建設株式会社 - 清水建設、オフサイトコーポレートPPAの活用による再生可能エネルギー由来の電力導入

オフサイトコーポレートPPAの活用による再生可能エネルギー由来の電力導入について

清和綜合建物株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長 大串桂一郎 以下「清和綜合建物」)、清水建設株式会社(東京都中央区 代表取締役社長 井上和幸 以下「清水建設」)、清水建設100%出資の小売電気事業子会社スマートエコエナジー株式会社(東京都中央区 代表取締役 長澤幹央 以下「スマートエコエナジー」)が10月23日に締結した「オフサイトコーポレートPPAサービス契約」に基づき、スマートエコエナジーが清和綜合建物所有のオフィスビル3棟へ再生可能エネルギーを11月より供給することとなりましたのでお知らせ致します。

引用:清水建設株式会社 2023年11月1日
オフサイトコーポレートPPAの活用による再生可能エネルギー由来の電力導入について

株式会社大林組 ― 大林組、ニュージーランドの再生可能エネルギー発電事業者「Eastland Generation社」の株式取得

ニュージーランドの再生可能エネルギー発電事業者 「Eastland Generation 社」の株式取得等について

当社は、ニュージーランドにおいて再生可能エネルギー発電事業を行う Eastland Generation 社(以下、 「EG社」)株式 50%を取得し、同社を関連会社化することとしました。また、EG社の株式取得を目的に、 現地法人 Obayashi Clean Energy New Zealand Limited(以下、「OCENZ社」)を当社全額出資により設立 することとしました。当該現地法人は当社の特定子会社に該当することとなりますので、あわせて下記のとおりお知らせいたします。

引用:株式会社大林組 2023年11月13日
ニュージーランドの再生可能エネルギー発電事業者「Eastland Generation社」の株式取得等について

再資源化によるCO2削減対策

株式会社大林組 - 大林組とトヨタ、炭素繊維強化プラスチックの廃棄物をコンクリート材に再生利用する「リカボクリート™工法」を開発

大林組とトヨタ自動車、炭素繊維強化プラスチックの廃棄物をコンクリート材に再生利用する「リカボクリート™工法」を開発

サーキュラーエコノミーの推進に貢献します

株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)とトヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:佐藤恒治)は共同で、燃料電池車「MIRAI」の水素タンクに使用されている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の端材を、コンクリート補強用短繊維(※1)として再生利用する新たな技術「リカボクリート™工法」(※2)を開発し、トヨタ明知工場内の部品置き場床面に初適用しました。

本技術により、CFRPの廃棄量を削減することができ、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の推進に貢献します。

引用:株式会社大林組 2023年11月9日
大林組とトヨタ自動車、炭素繊維強化プラスチックの廃棄物をコンクリート材に再生利用する「リカボクリート™工法」を開発

 

※各社プレスリリース・ニュースリリースより引用しております

建設業界では、入札段階や工事成績評点で施工時や竣工後の建築物においてCO2排出量の削減が評価され、加点につながる動きが生じています。また、建設会社からCO2排出量を開示し削減方針を示さないと、発注者であるデベロッパーから施工者として選ばれにくくなる状況も起きており、建設会社にとってCO2排出量の管理・削減は喫緊の課題です。

リバスタでは建設業界のCO2対策の支援を行っております。新しいクラウドサービス「TansoMiru」(タンソミル)は、建設業に特化したCO2排出量の算出・現場単位の可視化が可能です。 ぜひこの機会にサービス内容をご確認ください。

タンソミル

お問合せはこちら

この記事の監修

リバスタ編集部

「つくる」の現場から未来を創造する、をコンセプトに、
建設業界に関わる皆さまの役に立つ、脱炭素情報や現場で起こるCO2対策の情報、業界の取り組み事例など、様々なテーマを発信します。

「つくる」の現場から未来を創造する、をコンセプトに、
建設業界に関わる皆さまの役に立つ、脱炭素情報や現場で起こるCO2対策の情報、業界の取り組み事例など、様々なテーマを発信します。

本ウェブサイトを利用される方は、必ず下記に規定する免責事項をご確認ください。

本サイトご利用の場合には、本免責事項に同意されたものとみなさせていただきます。当社は、当サイトに情報を掲載するにあたり、その内容につき細心の注意を払っておりますが、情報の内容が正確であるかどうか、最新のものであるかどうか、安全なものであるか等について保証をするものではなく、何らの責任を負うものではありません。

また、当サイト並びに当サイトからのリンク等で移動したサイトのご利用により、万一、ご利用者様に何らかの不都合や損害が発生したとしても、当社は何らの責任を負うものではありません。

TansoMiru製品サイトはこちら